大宝工業株式会社

Craftsmanship

大宝工業のモノづくり

『一人前、一流、一番』
市場やお客様に一番必要とされるモノづくり会社を目指す。

当社の企業理念は、現状に満足することなく、常に成長を追求する姿勢にあります。この理念は、創業者が掲げた『一人前、一流、一番』という合言葉に象徴されており、その精神は設立当初から一貫して受け継がれています。

大宝の社章に込められた
想い

無限を突き抜ける「限界突破!」

創業者が提唱した「一人前、一流、一番」という合言葉には、
「現状に満足せず、常に一番を目指して仕事を進めてほしい」という思いが込められています。
この理念を象徴する大宝の社章は、Dの筆記体と無限(∞)を掛け合わせ、現状を打破し、改革を実行する決意を示しています。
守るべき創業者の理念や大宝グループとして培ってきた良き風土は継承しつつ、時代の変化や市場、
顧客のニーズに応じて変えるべき点は「限界突破」の精神で積極的に変えていきます。

大宝工業のモノづくりとは

製品・金型設計/製作から製造(成形➔塗装➔組立)までの一貫したモノづくりを実現。

4つのコアバリュー

全社員が「常にお客様(市場)から必要とされる会社であり続ける」ことを目指し、顧客ニーズを的確に捉えるため、当社は以下の「4つの方針」を仕事のコアバリューとして社内に浸透させています。

信頼される営業集団に

市場やお客様のニーズに応えるためには、確かな技術力が不可欠です。私たちは、製造現場をご覧いただくだけで信頼いただけるような、培ったノウハウが詰まった工場づくりを目指しています。

何事もスピードの速い集団に

変化の激しい世界情勢の中で、お客様は市場に対して常に迅速な対応を求められています。私たちは、世界各地に生産拠点を構え、スピード重視のサポート体制でお客様のモノづくりを支えます。

効率良く仕事を進める集団に

過酷な市場競争に直面するお客様を支援することも、私たちの重要な使命です。安易な価格競争に頼らず、製品ライフサイクルを見据えた包括的な生産効率の向上に取り組んでいます。

他社に負けない発想のできる集団に

お客様の課題を解決するには、既存の技術力だけでは不十分です。私たちの経営基本方針で最も重視される創造性を存分に発揮し、お客様の期待を超える発想力で未来のモノづくりをリードします。

高品質でコストパフォーマンスの高い金型づくりを実現。

私たちは、成形技術に裏打ちされた金型づくりを競争力の源泉として強化していきたいと考えています。国内では1979年に旧淀川工場で金型製作を開始し、1988年には旧大日金型製作所との資本提携を通じて、金型づくりによる品質と生産性の向上に取り組んできました。さらに、2012年には大宝インドネシアで成形工場に併設する形で金型工場を建設し、自社調達の金型にこだわったオペレーションを展開しています。

総合的な要件に基づき
製造される金型のメリット

これまでのトラブルから得た知見をノウハウとして蓄積し、大宝オリジナルの標準金型として提案します。不良タイプを層別したFMEAを通じて、故障モードごとの対策を講じた成形不良の出ない構造デザインを取り入れ、生産性の向上を実現します。

トータルコストで見れば
圧倒的なパフォーマンス

金型は大きな初期投資となるため、コストが圧縮される傾向にあります。しかし、適正なスペックと価格で生産効率の高い金型を採用することで、増面金型の面数削減や保全修理費用の圧縮など、製品ライフサイクル全体の総コスト抑制に貢献します。

要件に合わせて、
柔軟な金型づくりを実現

製品のロットサイズやモデル変更までの期間に応じて、金型に求められる耐久性は異なります。私たちは、ただ最高品質の金型を追い求めるのではなく、それぞれの製品要件に合わせて適切なスペックの鋼材を選定し、カスタマイズしています。

製造本部の役割

市場やお客様に必要とされるモノづくり会社を目指すため、「工場改革と技術革新」を主眼とした組織として、各拠点を本社から支援することで大宝グループ全体を最適化。大宝の物作り力を結集させ市場のニーズを追究した最先端の製造管理体制を確立しています。

モノづくりの現場を支える、
製造本部。
その中核をなす4つの「室」を
ご紹介します。

金型技術 強化支援室

金型標準・流動解析・ハイサイクル化・負荷作業ゼロの取組みにより、大宝の成型現場に寄り添い、生産性改善を下支えすることで技術競争力の源泉となる。

モノづくり強化支援室

工場改革・製造と管理の標準化・材料分析支援等を主導し、成形のプロ集団を育成して「見せる工場」を作り上げる。

省人化 ロボティクス推進室

省人化・ロボティクス・IoT(常態監視)技術の活用により、ムダのない生産体制を構築して、労働力不足にも備える。

新素材 新技術 開発室

先を見据えた最先端技術の開発により社会の新しいニーズに応え、産学官連携や業務提携など柔軟に検討して大宝の差別化を図る。