大宝工業株式会社

Sustainability

サステナビリティ

かけがえのない地球環境を将来の世代に遺す。

大宝グループでは経営基本方針に「地球環境を将来の世代に遺そう」の言葉を付け加え、プラスチックのリサイクル技術の開発をはじめ「PIM(パルプ射出成形)」の開発に成功し、地球に負荷を与えないECO技術の開発を進めています。

環境への取り組み

私たちは環境に思いやる人づくり、物づくりをめざします。

ECO技術

先進的な技術の開発をはじめとして、環境負荷の少ない活動を続けています。

大宝工業の90周年と持続可能なESG経営への挑戦

大宝工業は、創業者が遺した合言葉「一人前、一流、一番」で、何事も一番を目指して行こうとの志を大切にして社員を繋ぎ、2027年には90周年を迎え、更にその先の永続企業としての一つの目安となる100周年を目指し事業活動を推進しています。
大宝グループは、化石燃料が主体であるプラスチックを用いた成形を祖業としています。今では住設分野向け空調システム部材や送風用器材の製造へも事業を拡大していますが、祖業であるプラスチック成形としては、海洋汚染や気温上昇による気候変動や天然資源の枯渇問題の源泉に関わっていると言えます。

しかし、プラスチックは、高い量産性や加工のしやすさから、我々の生活に欠かせない物であり、市場における選択肢として使用を止める事は困難と考えています。
このような背景から、持続可能な状態を実現していくESG経営が求められており、大宝グループにとってもESG活動を使命と捉え、経営基本方針に沿って活動を進めています。

ESGに結びつく経営基本方針

限りなき創造性を発揮して、新しい技術、新しい商品を開発し、社会の繁栄に役立つ仕事をしよう。

  • Pulp Injection Molding (PIM) パルプと植物結合剤を融合した100%自然素材を射出成形で生産する大宝独自のサステナビリティ技術を市場に訴求。
  • 製造工程改善による、廃棄物削減の取組推進。
  • プラスチック材料の再利用・再資源化

社会からお預かりしている、数多くの貴重な経営資源を大切に扱い、進んで活用しよう。

  • 労働環境の向上と人材育成への取組強化
  • 気候変動や生物多様性の保全取組への貢献
  • ガバナンス・コンプライアンス強化による、透明性の高い経営

かけがえのない地球環境を、将来の世代に遺し、心豊かな人間集団づくりを通じて、社会生活の改善向上に役立とう。

  • カーボンニュートラル活動を通じ、2019年度比2030年GHG削減30%を達成する
  • 社員が、社会貢献に携わっている事を実感できるレベルに昇華させる

環境への取組み

カーボンニュートラル

大宝工業はこれまで環境活動に力を入れて取り組んでおり、中でも地球温暖化防止については特に重要な社会・環境課題と捉えております。私たちはカーボンニュートラル活動としてCO2排出量を2030年までに2019年度比30%減を目指します。

環境報告書の発行

大宝工業は環境に関する取り組みを2011年から環境報告書として毎年発行し、皆さまにご報告しています。

ECO技術

自然由来のサステナブル技術

当社は長年のプラスチック加工技術を基に、紙を原料とした新材料を活用し、プラスチックと同等の物性を持つ製品を製造する「D-PIM™(パルプ射出成形)」技術を開発しました。

エコリサイクルシステム

廃家電から取出したPP(ポリプロピレン)樹脂を回収し、金属除去・異物除去工程後、当社オリジナルの洗浄設備と洗浄液(天然素材)で食品衛生法の基準をクリアできる再生樹脂を生産しております。