大量生産、大量消費、大量廃棄型の産業構造や都市型の生活様式によって、地球温暖化、森林破壊、産業廃棄物処理、ダイオキシンや環境ホルモンなど有害化学物質の影響をうけて、環境汚染が地球規模で進行しつつあります。

大宝グループでも、プラスチック成形あるいは２次加工の過程で知らず知らずのうちに、さまざまな形で環境に負担をかけています。

私たち社員とその家族は、かけがえのない地球を守り、恵み豊かな環境を子孫に引き継ぎ、より心安らかな生活を過ごせるように、すべての社員が法規制を守り、さらに自主活動によって、環境への負荷が少ない循環・共生を基調とした事業を構築していかなくてはなりません。

このような認識に立ち、経営基本方針に「かけがえのない地球環境を将来の世代に遺そう」の言葉を付け加えました。そして、環境にやさしいプラスチック成形・加工事業に向けた全社員の自主的な取組みを促進するため、主要事業場において環境管理システムの構築をすすめていきます。

すべての社員に、環境配慮の行動を徹底させるためには、身近な環境を愛し、日常的な活動から行動を起こすことが重要です。このため、大宝グループの全事業場および生産活動において、ISO14001の認証を取得し、一人一人が出来るところから一歩ずつ環境を守り育てる取組みを開始しています。