環境への取組み

• 大宝グループとして継続的に環境活動の成果を向上させるために、マネジメントシステムの継続的な改善と環境保護（汚染予防・地球温暖化防止）に取り組みます。
• 環境法規制等、組織の順守義務を遵守し、環境目的を達成する積極的な人づくりを推進します。
• ISO14001の要求事項に沿った環境マネジメントシステムを構築し推進します。

カーボンニュートラルに向けた自社目標

大宝工業は、環境活動を重要な経営課題のひとつと捉え、積極的に取り組んでいます。なかでも地球温暖化の防止は、次世代の社会と地球環境を守るための最優先課題と位置づけています。私たちは、カーボンニュートラルの実現に向けてScope1・Scope2でのCO₂排出量削減に注力しており、2030年までに2019年度比で30％の削減を目指しています。全社一丸となってエネルギーの見える化や設備の高効率化などに取り組み、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

カーボンニュートラル推進委員会

大きな目標を達成するためには、従来以上に省エネ活動や生産の効率化、設備導入の強化が求められます。
この課題に対応するべく、大宝工業では役員直轄の「カーボンニュートラル推進委員会」を設立し、本社と各拠点が密に連携できる体制を構築しました。本社をチームリーダーとし、各拠点から選出されたメンバーによる「運用改善」「モノづくり改善」「設備導入・更新」の3チームを組成。これらのチームを、事務局と財務チームがバックアップすることで、実効性のある全社的な取り組みを進めています。

今後の取り組み

大宝工業では、カーボンニュートラルの実現に向け、各工場でのCO₂排出量を継続的にモニタリングし、重点的な対策を進めています。その一環として、エネルギー消費量の大きい油圧式射出成形機を、省エネ性能に優れた電動式射出成形機へと順次切り替え、生産活動における環境負荷の低減を図っています。さらに今後は、再生可能エネルギーの導入や使用電力の最適化など、多角的な対策を講じることで、自社目標の達成と持続可能な生産体制の構築を加速してまいります。